語学の出発点

留学の在留届とたびレジを滞在期間で選ぶ

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2026/10/8更新 2026/9/27公開

海外に住所等を定めて3か月以上滞在する日本人は在留届、3か月未満の渡航はたびレジを確認してください。授業だけでなく滞在全体の期間で選びます。

外務省の渡航登録サービスで、自分に合う手続きへ進めます。

留学エージェントや学校に住所を伝えても、外務省への登録とは別です。まず滞在期間で入口を選び、そのあとに「登録する」「住所が変われば更新する」「留学を終えたら帰国を届ける」の順に進めます。

日本人の海外滞在の予定3か月

3か月未満

短期の渡航は「たびレジ」。授業の期間だけでなく、滞在全体を見る。

3か月以上

海外に住所等を定める場合は「在留届」。予定や住所の変更時も届け出る。

在留届とたびレジの選び分け。外務省の渡航登録サービスの案内に基づく。

まず渡航日と帰国予定日を並べる

学校のコース名が「短期」でも、授業の前後に現地で暮らす期間があれば、滞在全体は長くなります。航空券、入学日、退寮予定日を並べて、どこからどこまで現地にいるかを確かめてください。学校の呼び名から登録方法を決めないことが出発点です。

確認する予定 / 手元で見るもの

現地に到着する日
航空券や渡航予定表
滞在を終える予定
帰国便や留学計画
最初に暮らす場所
寮、ホームステイ先などの案内
連絡が届く宛先
渡航後も使えるメールと電話

この一覧は準備用のメモで、申請書の全項目ではありません。滞在先が未定なら、外務省の登録画面や管轄公館に入力方法を確かめてから進めます。渡航予定が変われば、選んだ登録を見直してください。

在留届は渡航先のビザの代わりにはなりません。入国や滞在の条件は別に確かめる必要があります。学校への入学許可、海外で暮らすための許可、日本側へ知らせる連絡先を、同じ手続きとして扱わないようにしましょう。

在留届は公式のオンライン窓口から

在留届は原則オンラインで提出します。外務省の在留届FAQで、手続きの入口を確かめてください。

原則として、「オンライン在留届(ORRネット)」で提出してください。

利用するのは外務省の渡航登録サービスです。案内メールのリンクだけで判断せず、外務省の公式ページから入れば、在留届とたびレジの入口を見分けられます。入力を始める前に、今開いている画面がどちらの手続きかを確かめてください。

用意する内容には、パスポート、本籍、現地の住所、現地と日本国内の連絡先などがあります。旅券を見ずに番号を覚えているつもりで入力したり、寮の建物名を省いたりせず、案内された表記と見比べましょう。入力欄ごとの条件は実際の画面を優先してください。

パスポートの写真ページと連絡先一覧を同じ共有フォルダへ置くと、共有相手が必要以上の内容を見られることがあります。家族に渡す緊急連絡用のメモと、本人が申請に使う資料は分けて管理するのが実用的です。学校の担当者に確認を頼む場合も、必要な住所の表記だけを尋ねれば足ります。

登録の前後で、連絡先を使えるか確かめる

出発する前に使っていた携帯電話のメールや、卒業で使えなくなる学校のアドレスを登録すると、留学中に案内を読みづらくなることがあります。これは制度上の禁止ではなく、連絡を受け続けるための準備上の注意です。現地でログインできるか、自分で確かめておきましょう。

出発前の本人用メモ

  • 登録に使ったメールへ海外でもアクセスできるか
  • 本人が登録内容を確認する入口を保存したか
  • 日本の連絡先となる人に渡航予定を伝えたか
  • 引っ越しと帰国の予定表に、届出の見直しを入れたか

パスワードや認証コードを家族向けの旅程表へ書く必要はありません。共有するのは、滞在先、学校の連絡窓口、緊急時に本人へ連絡する方法などです。登録を終えたあとは完了画面や案内を読み、入力途中で保存しただけの状態と区別しておきます。

寮から転居したら住所を見直す

留学開始時は寮、数か月後は別の住居という計画なら、引っ越しの予定と一緒に届出の更新を考えてください。外務省のFAQは、管轄が変わらない場合についても明記しています。

同じ日本大使館・総領事館の管轄区域内の引っ越しであっても、変更届を提出しなければなりません。

近所への引っ越しだからそのままでよい、学校に知らせたから登録先にも伝わる、とは考えないようにします。引っ越したあとの住所と電話を確認し、本人が登録内容を見直しておきましょう。大使館・総領事館の管轄をまたぐ移動は、同じ区域内の住所変更と分けて、公式FAQの転出案内を確認します。

学校や保険の住所も別に管理される場合があります。転居を伝えた先を一つのメモに残すと、外務省への変更届と混同しません。

休暇などで日本に戻るだけなら、留学を終える帰国とは分けて判断します。ORRネットの公式FAQでは、生活の本拠が引き続き在留国にある一時帰国は、帰国・転出届が不要です。一時帰国と在留届の扱いで、現地住所が変わる場合も確認してください。

第三国へ短期旅行する場合は、同じFAQの続きに「たびレジ」の登録案内があります。帰国・転出届が不要という説明だけで、渡航先への登録も不要と判断しないでください(2026年10月8日確認)。

帰国準備にも届出を入れる

留学が終わるときは、学校の退寮や航空券の手配だけでなく、帰国・転出届も確かめてください。外務省は、在留届をオンラインで出した人にはORRネットで、書面で出した人には提出先の公館へ相談する方法を案内しています。

帰国したあとも現地に住んでいるという登録が残ると、安否確認の連絡先として古い記録が使われます。すでに届けた内容と実際の滞在状況が合っているかを、帰国予定が固まった時点で見返しましょう。届出を済ませた日と確認先を控えておくと、後から家族と確認するときにも役立ちます。

留学中に旅券をなくした場合は、登録内容の変更だけでは対応できません。パスポート紛失時の在外公館への届出を確認し、いまいる場所の公館へ連絡してください。普段から住所と連絡先を整えておくことと、事故が起きたことを届けることは、それぞれ必要な準備です。

国外転出をする場合は、出発前にマイナンバーカードの継続利用手続きも確認してください。

登録と併せて、留学前の緊急連絡先メモも用意してください。学校・保険・現地の緊急窓口を分け、スマホを使えないときの控えも残します。

海外に住んでいることを日本で示す書類が要るときは、在留証明の準備も見てください。届を出しただけで、住所を示す書類も受け取ったことにはなりません。

この記事で確かめたこと

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