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海外の大学を変えるとき。第二種奨学金の継続手続き

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2026/10/21更新 2026/10/21公開

第二種奨学金(海外)を借りながら別の大学へ移るときは、まず前の学校の分を休止し、学校を移った後で続けて借りるための書類を出します。次の学校に入れると決まっても、お金をそのまま借り続けられるわけではありません。前の学校を辞める前と、移った後の両方に締切があります。先に日付を確かめましょう。

海外の学校を移る前に在学書類と持ち物を整理する学生のイラスト

ここでは、海外のA大学からB大学など、同一学種の他の学校へ移る人を対象にします。国内の大学の奨学金や、給付型の留学支援制度へそのまま当てはめないでください。編集部が申請した体験談ではありません。借りている人向けのJASSOの案内を読んで整理しています。

同じ学種への転学か、編入学かを先に分ける

JASSOの第二種奨学金(海外)の手続案内は、A短期大学からB短期大学、A大学からB大学への転学に、様式14「転学奨学金継続願」を案内しています。一方、短期大学から大学への編入学は、別の様式と条件の説明があります。どちらも「学校を移る」と呼んでいても、同じ書類を使うとは限りません。

同じ学校内で学部や学科が変わる場合も、様式13「転学部(科)届」の対象として分かれています。次はどこの学校か、どんな学位を取るか、いつ卒業する予定かをメモしましょう。どのように変わるかを、窓口で伝えやすくなります。どの様式を選ぶべきか判断がつかない場合は、前の学校の退学処理を進める前にJASSOへ確認してください。

この記事は、どの転学先でも継続が認められるという意味ではありません。進む学校を変えることと、お金を借り続けることは、別に確かめる必要があります。学校の担当者から入学できると言われても、奨学金側の承認まで受けたことにはなりません。

退学前の休止と、転学後の申請に期限がある

様式14の案内には、前の学校の最終在籍年月をもって奨学金を休止する必要があると書かれています。続けて、休止と再開の条件を次のように示しています。

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前在籍校を退学する月の前月10日までに異動願(休止)を提出してください。引き続き奨学金を貸与するためには、前在籍校の退学月から1年以内に転学し、本様式等を転学後3か月以内に提出してください。承認されると、転学した月に遡って貸与奨学金の振込を再開します。

前の学校は何月に辞めるか、次の学校へ何日に移るかを並べましょう。続けるための願書をいつまでに出すかも、そこから確かめます。転学後3か月以内という期限だけを見て、退学前の休止を後回しにしないようにします。すでに期限が近い場合や過ぎた場合は、自己判断で日付を書き換えず、現在の在籍状況を説明して相談します。

様式14の提出期限欄は「転学後3か月以内(転学前には提出できません)」です。転学前には、書類の発行担当と必要事項を確認しておきます。先に入学許可書を用意したことと、転学後の在籍を証明できたことは分けて考えましょう。

二つの学校の証明書と、単位移行の内容をそろえる

様式14には、前の学校の最終在籍年月を確認できる卒業・修了証明書又は成績証明書が必要と案内されています。次の学校では、在籍証明書だけでなく、単位移行を確認できる履修・成績証明書も求められます。学校を離れた後でも書類をもらえるように、辞める前に頼む相手を聞いておきましょう。

転学先の在籍証明書には、発行日、本人氏名、学校・学部・学科・専攻名、取得できる学位、転学年月日、卒業予定年月が必要です。単位移行の証明書にも、両校の名称、移行された単位数や科目名などの指定があります。合格したことが分かる紙を一枚出せば、それで足りるとは考えないでください。

二つの学校の授業や試験の日が分かるカレンダーと、日本語に訳したものもそろえます。いつ発行された書類かにも条件があります。前にもらった古い紙を、そのまま使えるとは限りません。必要事項が足りないときは、編集部の説明を根拠に自分で証明書を書き足すのではなく、学校とJASSOへ補う方法を聞きます。

空白期間と借用金額で、追加書類や提出方法が変わる

前の学校を退学した後3か月以内に転学できなかった場合は、本人作成の事情書が添付書類に挙がっています。これは「学校を移るまで3か月しかない」という意味ではありません。退学月から1年以内の転学という条件と、3か月を超えた場合の事情書を分けて確認します。

借用金額が増加する場合には、連帯保証人・保証人の印鑑登録証明書の原本が必要です。卒業予定年月が延びる場合には、様式への自署・実印の押印に関する説明もあります。海外で自分の書類をそろえるだけでは終わらないことがあります。日本にいる人へ何を頼むかも聞いておきましょう。

様式14では、借りる金額が増えるときは原本を郵送します。増えないときは、インターネットか郵送で出せると案内しています。「海外の手続は全てオンライン」と一括りにしません。使う書式を見つけたら、今の頼み方と送り先を同じ公式ページで確かめましょう。

振込の再開時期を、生活費の予定と分けて確かめる

公式案内は、承認されると転学した月に遡って振込を再開すると説明しています。転学日にその月の資金がすぐ着金するという約束ではありません。書類を出した日、足りない物を求められた日、続けてよいと言われた日を、分けてメモします。

止まっている間の学費や暮らしのお金も考えましょう。まだ再開が決まっていない振込だけをあてにしないようにします。まずは、いつまでの在籍で貸与され、いつから休止し、何を提出すれば審査へ進むかをJASSOへ確認してください。振込額や継続できる期間をこの記事だけで計算して断定することはできません。

学校を移らず一時的に休学する場合は、海外奨学金の休学手続きを先に確認してください。転学する場合は、前の学校の最終在籍年月と転学先の予定を一枚のメモにまとめ、様式14の案内と照らすところから始められます。

この記事で確かめたこと

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